このページでは、Cities: Skylines II(以下 “CSL2″) の鉄道について説明します。
鉄道は、一度に大量の人・モノを運ぶのに便利な輸送手段です。主に、都市外との輸送がメインの用途となりますが、都市内での輸送にも使えます。
レールや駅、車庫といった設備が大がかりなのでコストがかかりますが、CSL2は運賃収入を得ることができるので、やり方によっては黒字経営することも可能です!
種類
CSL2には、旅客鉄道と貨物鉄道があります。
旅客鉄道は、乗客を駅から乗せ、別の駅まで運ぶものです。チケット価格(運賃)を設定することができます。
貨物鉄道は、荷物を運ぶものです。荷扱いは貨物列車ターミナル、または、貨物港(アップグレードが必要)で行います。
貨物列車の必要性
CSL2では、企業が商品を輸送する際、コスト削減のために貨物列車を利用します。これは、トラックで最初から最後まで運ぶよりも、貨物列車を使うほうが安上がりになるからです。
企業によるコスト削減は、建物のレベルアップや企業の収益性に響くので、企業のコストを削減させるための選択肢を提供と良いでしょう。
鉄道を走らせるために必要なもの
CSL2で鉄道を走らせるためには、交通の開発ツリーから「鉄道」をアンロックする必要があります。必要な開発ポイントは1ポイントです。
開発ツリーについては、ココをクリック。
鉄道をアンロックしたうえで、「車両基地」、「線路」、「駅」を建設し、路線を設定することで、初めて鉄道を走らせることができるようになります。
アンロック後、画面下の「交通」の中に「鉄道」というタブがあるので、そこから必要なものを選んで、鉄道網を構築します。
車両基地
鉄道車両が出てくる場所です。一つの車両基地から10本の列車を出すことができます。この10本というものは、旅客列車・貨物列車の合計です。
★アップグレード★
- 追加線路
- 車両基地から出せる列車を10本から15本に増やす(+5本)。
- 追加整備施設
- 鉄道車両の整備にかかる時間が短くなる。
車両基地のアップグレードには、追加の土地は不要。
駅
旅客駅
旅客鉄道の駅は、乗客が鉄道に乗り降りするための施設です。小さくて単純なものから、大きいものまで、種類があります。
小さな鉄道駅
屋根無しのホームが線路を挟んで1つずつ並んでいるだけの駅
★アップグレード★
- 券売機
- 乗客は切符を事前に購入できる。
- 快適性:20
中くらいの鉄道駅
屋根無しのホームが線路を1つずつ並んでいる駅。駅舎や跨線橋も設置されている。
★アップグレード★
- 駅構内施設
- 小型の店舗とカフェ
- 快適性:30
- 券売機
- 乗客は切符を事前に購入できる。
- 快適性:20
鉄道駅
線路が6本通っており、駅舎側3本に乗り場が3つあり、駅舎と反対側の3本は通過線になっている。
駐車場が併設されており、駐車料金の設定ができる(0~50¢)。
★アップグレード★
- 追加プラットフォーム
- 通過線になっている3本の線路にもホームを設置し、乗り場を6つに増やす。
- 駅構内施設
- 駅ナカ施設を建てる。駅の魅力度が上がる。
- 快適性:30
- タクシー乗り場
- 駅の駐車場の一部をタクシー乗り場に変更する。
- 地下鉄連絡路
- 駅から地下鉄に直接乗り換えできるようにする。地下ホームが1つあり、乗り場は2つ。深さはCSL2基準の -17m 前後
- 開発ツリーから「地下鉄」のアンロックが必要
旅客駅のアップグレードには、追加の土地は不要。
その他の鉄道駅
- 国際空港
- 空港に鉄道の乗り場が併設されている
- MOD、アセット
- 有志によって作られた鉄道駅が存在する。
- CSL2非公式の施設のため、動作は自己責任(だけど、使ってみるととても良かったりする)。
貨物駅
貨物駅は、貨物列車がトラックや船に荷物を積み下ろしを行う場所です。
貨物列車ターミナル
貨物列車が荷物を載せたり下ろしたりするための施設。企業の倉庫の役割も果たす。線路は1本。
貨物列車ターミナル周辺はトラックがたくさん集まるため、かなり渋滞する。根本的な渋滞対策が必要。
★アップグレード★
- 追加線路
- 貨物列車ターミナルの線路を1本から2本に増やす。
- 保管倉庫
- 倉庫を追加し、貨物列車ターミナルに保管できるものの量を増やす。
- 追加の土地が必要。
その他の貨物駅
- 空港、貨物港
- 建設後、アップグレードを行うことで、貨物の取り扱いができるようになる。
- MOD、アセット
- 有志によって作られた鉄道駅が存在する。
- CSL2非公式の施設のため、動作は自己責任(だけど、使ってみるととても良かったりする)。
線路
CSL2の線路は3種類あります。CSL2の日本語版では名前と実態が異なるので、ざっくりとした名称を用います。
単線の線路は、1本の線路を敷きます。線路が1本なので、列車同士のすれ違いは駅などで行う必要があります。列車が双方向に走行できる線路と、一方通行の線路の2つがあります。
複線の線路は、2本の線路を敷くことで、列車が同時に双方向に走行できる線路です。
路線
路線設定
旅客鉄道は「旅客列車路線ツール」から路線を作ります。また、貨物鉄道は「貨物列車路線ツール」から路線を作ります。
旅客鉄道は、鉄道駅または外部接続で乗客の乗降をすることができます。鉄道駅では、列車を止めるホームを選びます。
貨物列車は、貨物列車ターミナルまたは外部接続で荷物の積み下ろしができます。貨物列車ターミナルをアップグレードした際は、列車を止める線路を選びます。
鉄道の路線を作る際は、これらを結ぶように作ります。なお、以降の説明では、全て「駅」という表現にします。
路線を設定する際は、まず、起点としたい駅をクリックします。
次に、列車を止めたい駅全てクリックし、終点としたい駅をクリックします。
最後に、起点に戻るために、全ての途中駅と起点の駅をクリックします。
この線路を絶対に通ってほしいときは、通ってほしい線路をクリックすることで、経路を指定することができます。
路線カラー
路線を設定する際、色を決めることができます。これは、自分が管理しやすくするための色です。
また、CSL2では、列車の利用率をイラストと数字で把握することができます。
ただ、この〇は白色のみの表示なので、路線カラーを薄い色にすると、〇が見にくくなります。よって、路線カラーは濃いめの色がおすすめです。
乗客や貨物の滞留
旅客鉄道では、鉄道駅と外部接続のホームに乗客が溜まってくると、路線の情報ビューに表示される駅の〇の色が濃くなります。
また、貨物列車ターミナルでは、倉庫の利用率が高くなると、〇が濃くなります。ただ、倉庫は列車に積み下ろしする荷物だけでなく、近くの企業のものも保管されるので、倉庫の利用率はそこまで気にする必要はありません。
チケット価格(運賃)
旅客鉄道には、チケット価格(運賃)を設定することができます。最小で0¢、最大で50¢です。
運賃が安いほど、乗客一人が支払う金額が少なくなりますが、乗客数が増えます。逆に、運賃が高いほど、乗客一人あたりが支払う金額が多くなりますが、乗客数が減ります。リーズナブルな運賃を設定することで、乗客数と運賃収入の両方を稼ぐことができます。
車両
旅客鉄道の車両は、2階建て8両編成で、定員は840人です。ペットも乗ることができます。車両の色は、路線の色がそのまま反映されます。ヨーロッパ風と北アメリカ風があります。
貨物列車の車両は、先頭に機関車が2両、後ろに貨車が12両の合計14両で、1,200tまで荷物を積むことができます。
機関車の色は、路線の色がそのまま反映されます。常に進行方向の先頭に機関車がつながるわけではなく、最後尾から貨車を押すことがあります。
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